昭和41年08月03日 夜の御理解
(出だし途中から)
あの、夏の御大祭。ここからも沢山参っておかげを頂いたんですけれども、まぁ色々お祭りを頂かせて貰う時は、まぁ色々な、まぁ修行もさせて頂いたんです。最後にあの、東町の田中先生のお説教の中に、三代金光様の事どもを御理解の中に、お話の中に話して御座いました。確かにここに金光様のご信心があるんだと言うておられました。確かに私もそう思うですね。丁度14のお年から84歳の御年まで、70年間と言う間はご結界に座りどうし。朝の4時から夕の4時まで。
御ひけはまあ5時頃になりましょうけれども。それをそれこそ70年間を一日の如くお勤めあげになられた。そういうおご苦労に対しましてです。丁度40年間の御神勤の時であったそうです。先生方のお話し合いがありましてから、金光様にその、御礼を申させて頂く会と言う様なものが出来まして、その事の協義が折々あっておりました。その事を金光様がお聞きになりましてね、側近の方に「私は年限が長いだけで、何の功も御座いませんから、その事は断わって頂きましょう」と仰っておられる。
私それ聞きながら思いましたですなぁ、本当に確かに金光様のご信心はそこにあるんだなぁとこう。これはお話になりませんのですけれど、それを思う、聞かせて頂きながら直ぐ思ったんです。現在、教団ではお道の教師の、が40年間勤続いたしましと、金光様からその功によって、その表彰を受けられます。こりゃ教師ぐらいの功でですね。成程40年間もお使い回しを頂いたので御座いますから、それこそ40年間も長い間お使い回しを頂いたのであるから。
御礼こそ申し上げなければならんのに、ご褒美を貰うとは何事か。私はそんな事を、今の教師の方達に感じましたですね。40年間、善導寺の親先生は、もう3、4年前にお受けになりましたですね。ですから、本当に金光様ですら、何の功もないから、その事は断わって頂きましょうと仰っておられる。言わば手本を示しておられる。のになら教師に、40年間勤続の教師に対しては、ご褒美が出る。それをお土産で頂くという事は、名誉ではあろうけれどもです、こりゃおかしい。
それこそ金光様にその事をお伺いさせて頂いて、いや40年間勤続させて頂いたものだけでです、40年間もお使い憎い、所をお使い回しを頂きまして、どうやらこうやら曲りなりにでも、お取り次ぎの御用をさせて頂いて有り難う御座いますという私は、御礼が第一になされなければならんのだと言う様な事を、お話お頂きながら思ったんです。是は例えばほんなら、広前で御用を頂いておられる。
幹部総代と言った様な方達でもそうなんですね。神様に本当につこうて頂いておるのであるけれども、よう御用も出来ませんのにという、いわゆる何の功も御座いませんから。そこであの御礼信行の会というのが、出来たと言う事の、まぁ由来を話しておられましたんですけれどもね。確かに金光様のご信心は、ここにあるのじゃないでしょうか。私が是だけの事をした。
私は是だけの事が出来た。言うんじゃなくてです年限が長いだけで、例えば総代なら総代の御用をさせて頂いておるだけで、本当になんの功も御座いませんので御座いますから、その事は断わって頂きましょう、と例えば云う様な表彰でも受けると言う様な時には、断わって頂きましょうと言うのが、お道の信心だ。その先にお道で言う功というのは、あるものだと言った様な事を。
是は高橋正雄先生が仰った、と言った様な事を話しておられましたですね。確かに私共の、金光様のご信心はそこだと。何が、さして頂いても、どう言う事が出来ても、あぁしたその、厳しいまでのご修行、沢山の者の為にお取り次ぎ下さっておる、あの御用させて頂いておられる金光様がです、何の功もないのですから、その事は断わって頂きましょうと仰ったという、まぁ、確かにそこから、そういう所に金光様のご信心的なものが、私はあると思うですね。
お互い、例えば今の教師、先生方が、40年になったら褒賞を受けておられる。是はもし私が、もし、教師にもしお取立てでも頂いたら、そりゃ私が40年間と言いよるともう、90幾つかまで生きらんならんから、恐らく私は、まぁ受ける事が出来ないと思うんですけれどもです、もし受けるごたる時には、私は発言してから、是は皆さんどうでしょうか。40年間勤続のおかげを頂いた私共がです、本当に何の功も御座いませんので御座いますから、かえって40年間も御使い回しを頂いたと云う事に対して。
こりゃこちらからお礼を申し上げなければならんのじゃないでしょうか、というて私は言おうと思います。例えばですね、とても私共はまた、そういう機会も、チャンスも恐らくないでしょう。けれども善導寺の、あの親先生あたりはです、お若い時から教師の資格を持っておられるから、もう確か3、4年前だったと思います。もう4、5年もなりますか。お受けになっておられます。ここんにきのところにです、金光様のご信心ぶりというのがあると思うですね。
どうぞ。